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薬剤師の職住近接、社宅制度・寮付き職場と両方経験した筆者がメリット・デメリットを赤裸々体験談で語ります。

「社宅あり」、「寮あり」と記載されている薬剤師の求人を見たことがありませんか?社宅や寮が準備されていると家賃が安く済むので魅力的ですよね。

今回は実際に社宅と寮の両方に住んだ経験のある筆者がそれぞれの特徴、メリットやデメリットをご紹介していきます。

職住近接のパターンについても実際の事例から特徴を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

社宅と寮の違い

社宅と寮の違い
社宅と寮ってそもそも何が違うの?と疑問に思われている方もいるでしょう。似たようなものではありますが、厳密には違いがあるので、簡単に説明しておきます。

社宅

単に社宅と呼ぶものと、借上社宅と呼ぶものとがあります。社宅は企業の会社員のみが住むために、建物を作って従業員を住まわせている住居のことです。企業の職員しか住めません。

借上社宅は企業がマンションやアパートの一部だけを借り、職員を住まわせている住居です。企業が借りている部屋以外は、まったく関係のない一般の方が住んでいます。

寮は社宅とほぼ同義です。社員を住まわせるための建物を指します。独身のうちだけしか住めない独身寮、結婚してからも住める家族寮などがありますので、どちらに該当するのかまで確認しておきましょう。

注意
一般の方も住んでいる借上社宅で、大勢の社員が集まってどんちゃん騒ぎをすると、近所迷惑となりますので控えましょう。企業のイメージを下げることにもつながります。

薬剤師寮や社宅のある企業

薬剤師寮や社宅のある企業
どのような企業が社宅や寮を準備してくれているのか、いくつか例をご紹介します。

日本調剤

日本調剤の借り上げ社宅
参考:日本調剤 薬剤師新卒採用

全国にチェーン展開している日本調剤は、家賃の20~30%を負担するだけで済む借り上げ社宅制度を導入しています。

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さらに住宅補助も支給されるので、条件によっては上の図にあるように、家賃7万円の住居に自己負担額たったの1,000円で住むことも可能です。

借り上げ社宅とは
会社がアパートやマンションの一部を契約し、そこを社員に使ってもらう制度です。

アイングループ

アイングループの借り上げ社宅
参考:福利厚生|アイングループ新卒薬剤師採用

アイングループも借り上げ社宅制度を導入しています。自己負担額が家賃の20%で済む上に、引っ越し支援金として40,000円も支給してくれるそうです。

はじめての一人暮らしでも安心ですね。

サンドラッグ

サンドラッグの寮、独身マンション
参考:採用情報|株式会社サンドラッグ 薬剤師採用情報

サンドラッグの場合は借り上げ個室寮独身マンションが準備されています。家賃負担は2万円です。

全国に展開しているドラッグストアなので、うまく制度を利用すれば好きな地域に安い価格で住むこともできますね。

病院

病院の寮
参考:ファルマスタッフ 2019年8月時点

こちらも法人名は非公開です。大きな病院だと近くに寮を持っているケースも多くあります。こちらの病院は寮以外に託児所もあるとのことなので、働きやすい環境が整えられていますね。

【体験談その1】寮の住み心地は?

薬剤師寮の住み心地
ここからは寮と社宅の両方に住んだ経験のある筆者の経験をお伝えしていきます。

今回ご紹介するのはすべての寮や社宅に当てはまるわけではないので、雰囲気をつかむために参考程度にご覧ください。まずは寮についてお話をしていきます。

家賃・光熱費は格安

寮にせよ社宅にせよ、家賃1~2万円負担か、家賃の20~30%を負担となっているところが多いです。筆者の場合は家賃1万円と光熱費が一律で1万円の合計2万円の負担でした。

立地は駅のすぐ隣で、徒歩1分の距離です。徒歩3分圏内にコンビニとスーパーもあったので歩くない条件だったと思います。

注意
条件はいいのですが、店舗の2階部分に寮がある構造だったので、家に帰っても仕事場にいるような微妙な気分になることもありました。建物の構造上、寮の下の店舗で働いている社員とも休日問わずよく会うので、なんとなく心が休まらないような感じがあります。

洗濯機が共用

住人約10人に対して洗濯機が共用スペースに5台設置されていました。自宅に置くスペースはないので共用のものを使うしかありません。気になる人は気になるかもしれません。

最低限の家電は準備されている

ホテルによくある小さな冷蔵庫と、電気コンロ、クーラーは元から設置されていたので、家電購入費用はだいぶ節約できました。

ただし電気コンロは火の通りがめちゃくちゃ遅いですし、冷蔵庫は小さすぎて不便だったので、のちほど大きめの冷蔵庫とIHクッキングヒーターを買い直しています。

壁が薄い

隣の人が何のテレビを見ているのかがわかるほど壁が薄い家でした。レンジのチンも聞こえてきます。

隣人と生活スタイルが合わないと寝不足になることも…。

通路で他の人と会うと気まずい

寮に住んでいる人とはほとんどの方と顔見知りではあるのですが、完全に部屋着の状態で誰かと会うと少し気まずいです。

集まって飲むことが多い

誰かの部屋にみんなで集まったり、外に飲みに行ったりすることも多くあります。ただし同じ時期に入社した人同士で集まることがほとんどで、先輩や後輩とさほど集まることはありませんでした。

宅配便の受取が面倒

筆者が住んでいた寮は、オートロックはあるものの、インターホンの備え付けがありませんでした。このためポストに入らない荷物の受け取りがけっこう大変でした。

オートロックがあるので自宅の前まで業者が行けず、しかもインターホンがないので呼ぶこともできず。宅配業者の方が毎回、「お荷物が届いています」と電話をかけてくるので、それを合図にオートロックのある出入り口まで出向いていました。

伝票に電話番号に記載がない宅配業者の場合は、いったん不在配達がポストに入れられるのでわざわざ再配達の手続きを行わなければなりません。

【体験談その2】社宅の住み心地は?

社宅の住み心地
次に、社宅にいたときの話をしましょう。借り上げ社宅制度は寮とは違って、社員以外の方も住まれているので、また違った雰囲気があります。

オートロックマンションでとてもキレイ

寮とは一味、二味どころかまったく別の世界が広がっていると感じたほど、とてもキレイなマンションでした。オートロックで、共用スペースがきちんと清掃されており、最寄りの駅まで徒歩5分ほど。

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当時は新卒で入ったばかりだったので、「よし!社会人を頑張るぞ!」と前向きな気持ちになれたのを覚えています。

注意
同じ年に入社した同期は、トラックが前を通るだけで揺れる古めのアパートでした。借り上げ社宅は当たり外れが随分とありそうです。

家具はすべて自分で揃える必要あり

寮とは違い、一般の方も住むところを会社が借りているだけなので、家具家電は完全に自腹です。寮と比べると初期費用がかかります。

ポイント!
企業によっては家具家電代まで支給してくれるところもあるので、少しでも費用を抑えたい方はうまく利用しましょう。

近くにスーパーがなくやや不便

スーパーまで歩いて10~15分と、少し遠かったのが不便でした。コンビニも近くにはありません。

同期の中には社宅の周りに一切お店がなく、電車で1駅先に行かないと買い物もできないようなところだったため、すぐに自分で家を借りて引っ越してしまった人もいます

ポイント!
どこの寮や社宅に入ることになるのか、薬剤師側が選ぶことはどこの企業でもほぼできません。会社が決めたところに住むことになるため、当たり外れがあるのが現状です。納得のいく場所に住みたいのなら、寮や社宅よりも、会社が家賃を負担してくれる制度を利用したほうがよいと思います。

職住近接!職場の近くに住むのはアリ?!

職住近接っは便利?
会社が用意してくれる寮や社宅は使わずに、職場の近くに自分で家を借りることもあるでしょう。

このように職場と家が近いことを住職近接と呼びます。住職近接は一見すると便利なようでデメリットもあるものです。

通勤時間が徒歩1分

職場のほぼ隣に家を借りていた薬剤師は、白衣のまま家を出て出勤するほど職場の近くに住んでいました。

お昼休憩も家に戻って食べていましたね。電車の時間も気にしなくてよいので、通勤においては文句なしの状態です。

すぐに職場から呼び出される

家が近いと、休みの日であっても「ちょっと今出てこれる?聞きたいことがあるんだ」と職場から連絡が来てしまいます

職場の近くに住んでいる薬剤師は口を揃えて「すぐ呼ばれる」と言っていました。すぐに職場に行ける距離なので、込み入りそうな話のときは、休みの日でもわざわざ職場に出向くこともあるそうです。

急な欠員の代打に選ばれやすい

体調不良や電車の運休で従業員が急遽不足してしまった場合、高確率で電話がかかってきます。今日は休みだと思ってゆっくりしていたのに、突然職場から呼び出されて出勤になるリスクもあるのです。

ポイント!
通勤時間が短いことは大きなメリットですが、すぐに呼び出しを受けるというデリットも大きいです。住職近接の薬剤師を見ていて、近すぎず遠すぎずの距離が1番だなと感じました。

寮や社宅から職場までの距離

寮や社宅から職場までの距離
実際に住み始める前までは、寮や自宅から近い店舗に配属になるのだろうと思っていました。

たしかに歩いて行けたり、電車に乗って1駅で済んだりするような店舗に配属されている薬剤師も数名いましたが、ほとんどの薬剤師は片道1時間から1時間半くらいのところに配属されていたイメージです。

寮や社宅に住むメリット・デメリット

寮や社宅に住むメリット・デメリット
寮や社宅は、会社が用意してくれるありがたい福利厚生です。実際に住んでみて感じたメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 少額の家賃負担で関東に住むことも可能
  • 自分で住宅を探す手間がかからない
  • 同じ建物に住んでいる薬剤師と交流できる

家賃をかなり抑えられることがとにかく大きなメリットです。新卒でお金がない方や、できるだけ家賃を節約したい方にはピッタリでしょう。

寮や社宅を希望するだけで、あとは会社が住むところを提供してくれるので、知らない土地で働き始める場合でも物件探しに時間を割く必要がありません

近くに住んでいる薬剤師と飲みに行けるのも楽しいですよ。

デメリット

  • 住みやすさや立地は当たり外れが大きい
  • 人付き合いが苦手な方にはストレス
  • 結婚すると退去になる可能性もある

体験談として紹介した通り、寮や社宅の環境は当たり外れが非常に大きいです。住みづらすぎてすぐに引っ越してしまった薬剤師もいたので、ハズレを引いてしまった場合は諦めるしかありません。

会社の従業員としょっちゅう顔を合わせることになるので、人付き合いが苦手な方はストレスに感じてしまうでしょう。

寮や社宅は独身のうちしか住めないと決められていることもあり、結婚したら退去手続きが必要な場合もあります。

注意
寮や社宅に住んでいる方が退職代行を使う場合、有給休暇の消費がない場合はすぐに家を出なければなりません。また退職代行を使った場合、社宅や寮で同僚たちと顔を合わせるのが気まずいというデメリットもあるでしょう。

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社宅や寮に済むことで仕事が増える可能性も…

社宅や寮に済むことで仕事が増える

寮と社宅の両方に住んでみて正直「面倒だな…」と思ったことがあります。

それが医薬品の貸し借りです。寮や社宅は、さまざまな店舗に勤めている薬剤師が同じ建物の下に何人も住んでいる状態。

そうなるとたりない医薬品や不要な医薬品の貸し借りが頻繁に行われるようになります。わざわざ店舗まで行かなくても寮や社宅のポストを通して貸し借りができるので、とても便利なのです。

しかし便利な反面、面倒でもあります。まっすぐ家に帰りたいのにやたらと薬の運び屋のような役を頼まれてしまうのです。医療用医薬品だけでなくOTC医薬品も頼まれます。

自分が発注担当でないカテゴリの商品まで「あれ借りて来てもらえる?」と頼まれてしまいます。医薬品を貸してもらえるか許可を取るためにはわざわざ店舗に電話しなければならないので、いらない仕事が増えたようにしか感じませんでした。

まとめ

家賃を節約したい薬剤師は寮や社宅を活用しよう
安い家賃で住めることが魅力の寮や社宅は、これから社会人になる方、家賃をできるだけ節約したい方にとってはとても助かる制度です。

しかし何度も言いますがとにかく当たり外れが大きいので、必ずいい場所に住めるとは限りません。

住職近接に関しても、通勤時間が短いのはメリットですが、どうしても職場からの呼び出しが多くなることは覚悟しておいた方がよいでしょう。

自分で住む場所を選ぶのが面倒な方は寮や社宅を、自分が選んだ物件に割安で住みたい方は会社が一部負担してくれたり、家賃補助をくれたりするところがオススメです。

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