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調剤薬局事務の資格とは?種類・難易度・試験内容・例題・過去問についてまとめ


調剤薬局事務の資格は、民間資格として多くの種類があります。ここでは、代表的な7種類の調剤事務資格を「難易度」や「試験内容」、「例題」や「過去問」をベースとして、基本情報も合わせて紹介していきます。

調剤薬局事務の資格とは?

 

  1. 調剤事務管理士
  2. 調剤報酬請求事務専門士
  3. 医療保険調剤報酬事務士
  4. 調剤報酬請求事務技能認定
  5. 調剤薬局事務士
  6. 調剤事務実務士
  7. 調剤報酬請求事務技能検定試験
 
調剤薬局事務には国家資格がありませんが、上記のように多くの民間資格があります。

受験資格がなくて簡単に合格できる資格もあるため、今後も調剤薬局事務として活躍していくなら取得しておく方がメリットが大きいです。

資格は何に有効?

調剤事務は資格が必須な職業ではないため、資格を取得すると転職や就職で有利になるというのが大筋のメリットです。

あとは、資格取得に向けて勉強することから、基本知識を網羅できることも自信に繋がります。

現状、調剤薬局事務として活躍している方でも資格を持っていない人も多いので、取得すべきかどうかは転職を軸に考えるというシンプルな判断で問題ありません。

資格がないと、働けない?

調剤薬局事務の求人情報を見るとわかりますが、資格よりも経験を問う募集が多いですね。

資格がないと働けないということはなく、資格があるほど有利に転職できるため、競争率の激しい魅力的な求人募集に対する準備といった捉え方がわかりやすいです。

また、未経験者の方にとっては先に資格を取得しておけば、応募できる求人の幅が広がり、未経験で資格持ちという向上心の高さもいいアピールになりますね。

1.調剤事務管理士

 

  • 受験資格:なし
  • 受験料:6,500円
  • 試験日:奇数月の第4土曜日
  • 試験会場:各都道府県の指定会場
 
調剤事務管理士は「技能認定振興協会」が実施している資格です。

調剤事務はレセプト作成が主な仕事内容ですが、調剤事務管理士は医療保険制度などの基本的な知識も合わせてレセプト作成をマスターできる資格です。

数ある資格の中でも調剤事務管理士は「調剤事務の資格の代名詞」となっているほど認知度が高いため、どれに挑戦すべきか悩むのであれば調剤事務管理士から始めてみるのがおすすめです。

難易度

調剤事務管理士の難易度は受験資格からしても低いです。

合格率は60%とされているため、しっかりと準備すれば合格は可能です。

試験内容

調剤事務管理士の試験内容は、「実技試験」と「学科試験」です。

実技試験は、調剤報酬明細書の点検1問、作成が2問です。

学科試験は、マークシートが10問です。

調剤事務管理士の出題範囲は主にレセプトとなっているため、試験内容も合わせて例題や過去問を参考にしましょう。

例題&過去問

調剤事務管理士の例題や過去問は「試験問題見本」が参考となります。

これを元に講座受講などから対策していくのがおすすめです。

2.調剤報酬請求事務専門士

 

  • 受験資格:なし
  • 受験料:4,860円~17,388円
  • 試験日:7月と12月
  • 試験会場:自宅or会場or勤務先
 
調剤報酬請求事務専門士は「専門士検定協会」が実施している資格です。

医療費抑制政策によって変化する調剤報酬改定に対応できる人材を育てることが目的とされているため、こちらもレセプト作成をマスターできる資格の種類です。

難易度

調剤報酬請求事務専門士は、受験資格がないことからも試験の難易度は低いです。

1級から3級までの試験があり、1級は「教育者・リーダーレベル」の難易度とされていますが、1級も受験資格が問われないため努力次第で合格は可能です。

試験内容

調剤報酬請求事務専門士の試験内容は、全級共通で「学科」と「実技」となっています。

学科はマークシート式で、医療保険制度や調剤報酬請求など、調剤薬局に関する範囲から出題されます。

実技もマークシート式で、処方箋から調剤報酬明細書の設問個所点数を求める試験内容です。

例題&過去問

調剤報酬請求事務専門士の試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

しかし、「e-ラーニング」が用意されているので、こちらを使って試験対策を行うことができます。

3.医療保険調剤報酬事務士

 

  • 受験資格:医療保険学院の課程修了
  • 受験料:36,000円
  • 試験日:受講期間4ヶ月
  • 試験会場:自宅
 
医療保険調剤報酬事務士は「医療保険学院」が実施している資格です。

医療保険学院は医療保険調剤報酬事務士の通信講座を用意しており、これを受講して終了すると医療保険調剤報酬事務士の資格が授与されます。

受講内容として、通信講座で4ヶ月間勉強すれば取得できる資格なので、難易度は高くありません。

難易度

医療保険調剤報酬事務士の資格を取得できるかどうかは、通信講座のカリキュラムを修了できるかどうかにかかっています。

基本的に用意されている教材から勉強を進めていくため、4ヶ月しっかりと勉強すれば合格できる難易度と捉えておいて問題ありません。

試験内容

医療保険調剤報酬事務士の試験内容は、その時の受講内容によります。

通信講座は3つの中間テストが盛り込まれており、各テストを合格した後に「終了検定試験」を受験できるようになります。

例題&過去問

医療保険調剤報酬事務士の試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

通信講座の受講では、教材を使って勉強するだけではなく質問から疑問を解決していくこともできます。

中間テストを修了した後、終了検定試験に向けて対策のアドバイスを仰いでみてください。

4.調剤報酬請求事務技能認定

 

  • 受験資格:日本医療教育財団の課程修了
  • 受験料:3,000円
  • 試験日:課程修了後
  • 試験会場:指定会場
 
調剤報酬請求事務技能認定は「日本医療教育財団」が実施している資格です。

この調剤事務資格は、「日本医療教育財団が定めたガイドライン」+「承認を受けた教育機関」をクリアしたところで勉強を進め、その過程を修了すると受験できます。

その教育機関は「受験校一覧」で検索できます。

難易度

調剤報酬請求事務技能認定は、学科と実技の両方で90%以上の得点が必要なため、難易度は少し高いかもしれません。

試験内容はレセプト以外にも、医療保険制度や医療法規一般など割と範囲が広いため、他の調剤事務資格に比べて勉強する範囲も多少広いです。

試験内容

調剤報酬請求事務技能認定の試験内容は、「学科」と「実技」となっています。

学科は、医療保険制度から保険薬局業務まで計6項目があり、必ずこの6項目から合計25問以上が出題されます。

実技は、調剤報酬明細書の作成と点検です。

試験内容は「調剤報酬請求事務技能認定申請資格に関する教育訓練ガイドライン」のPDFファイルが公式にあるため、下記リンクから確認してください。

https://www.jme.or.jp/exam/df/pdf/pharmacist_guideline.pdf

例題&過去問

調剤報酬請求事務技能認定の試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

5.調剤薬局事務士

 

  • 受験資格:日本能力開発推進協会の課程修了
  • 受験料:5,600円
  • 試験日:課程修了後
  • 試験会場:自宅
 
調剤薬局事務士は「日本能力開発推進協会」が実施している資格です。

こちらの資格も保険薬局関連の知識を網羅、レセプト作成の知識に関する資格となります。

難易度

調剤薬局事務士の合格は得点率70%以上となっています。

しっかりと準備を進められれば、そこまで難易度は高くありません。

試験内容

調剤薬局事務士の試験内容は、薬に関する基礎知識や医療保険制度など計5項目となっています。

試験内容の範囲についても、他の調剤事務資格とほとんど同じです。

例題&過去問

調剤薬局事務士の試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

通信講座を利用するなどして、試験対策を取っていきましょう。

6.調剤事務実務士

 

  • 受験資格:なし
  • 受験料:7,700円
  • 試験日:教育指定校の指定
  • 試験会場:教育指定校の指定
 
調剤事務実務士は「医療福祉情報実務能力協会」が実施している資格です。

平成29年度から、教育指定校や団体受験での受験のみとなっているため、試験日や試験会場などについては指定校や試験を行う団体によります。

こちらの調剤事務資格も医療保険制度やレセプト作成の能力認定となっているため、他の調剤事務資格との大きな差異はありません。

難易度

調剤事務実務士は、受験資格が問われないことからも難易度は低いです。

通信講座などからしっかりと準備を進められれば、誰でも合格できる難易度です。

試験内容

調剤事務実務士の試験内容は、「学科」と「明細書作成」となっています。

学科は、薬学の知識や点数算定など計4項目から20問です。

明細書作成は、処方箋から調剤報酬明細書作成の3問です。

例題&過去問

調剤事務実務士の試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

こちらも他の調剤事務資格と同様に通信講座などを活用して、試験対策を進めていきましょう。

7.調剤報酬請求事務技能検定試験

 

  • 受験資格:日本医療事務協会の課程修了
  • 受験料:6,480円
  • 試験日:奇数月の第3日曜日
  • 試験会場:開催月により変わる
 
調剤報酬請求事務技能検定試験は「日本医療事務協会」が実施している資格です。

この資格は全国の専門学校や職業訓練などでも実施されており、調剤事務資格としてはメジャーな種類です。

調剤薬局の業務に関する基本的な内容からレセプト作成の能力認定となっているので、他の資格と大きな差はありません。

難易度

調剤報酬請求事務技能検定試験の難易度は、合格基準が非公開なのでわかりません。

しかし、試験は資料の持ち込みが可能となっており、思っている以上に難易度が低いかもしれません。

試験内容

調剤報酬請求事務技能検定試験の試験内容は、「実技試験」と「学科試験」です。

実技試験では、調剤録作成や診療報酬明細書作成となっています。

学科試験では、その詳細が公式に記述がないため、受験資格からのプロセスにおいて詳細を把握してください。

例題&過去問

調剤報酬請求事務技能検定試験において、公式で例題や過去問の資料はありません。

試験を実施している学校等からの流れにおいて、試験対策を講じるようにしましょう。