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老人ホーム・老健・特養など介護施設で働く薬剤師の仕事内容、やりがいとは?

老人ホーム・老健・特養など介護施設で働く薬剤師の仕事内容、やりがいとは?

日本ではどんどん高齢化が進んでいます。なんと今では約3人に1人が65歳以上の高齢者。それに伴い、いわゆる老人ホームも増加傾向にあります。

実はこの老人ホームでも薬剤師が活躍できるってご存知でしたか?

在宅医療を始める調剤薬局が増えてきていることからも、高齢者の対応がこれから増えていくことはほぼ決定事項です。

今回はこれから需要が高まっていくであろう、老人ホームで働く薬剤師の仕事内容などを詳しくご説明していきます。

薬剤師は老人ホームでも活躍できる

薬剤師は老人ホームでも活躍できる
薬剤師は老人ホームで働くこともできます。調剤薬局や病院のように目立って求人が募集されていないため、老人ホームで働けることはあまり知られていません。

老人ホームとひとくちに言ってもすべての老人ホームで薬剤師が働けるわけではないのは注意が必要です。

老人ホームの種類

私たちが老人ホームと呼んでいるものには、介護老人保健施設(老健)特別養護老人ホーム(特養)とがあります。

どちらも広義には老人ホームというくくりであるものの、厳密には異なります。

介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設は略して老健と呼ばれることが多いです。一生を過ごす施設というわけではなく、自宅に帰ることを最終的な目的としてします。

病院での治療は終わったけど自宅で暮らすのは少し難しい方が入所するイメージですね。要介護1〜5の方が入居できます。

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あくまで最終目標は自宅に戻ることなので入居期間は3か月程度と短めです。一時的な入居となるため、介護老人保健施設は介護施設として扱われます。

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホームは略して特養と呼ばれている施設で、介護老人保健施設とは違い、終身利用が可能な施設です。こちらには中度から重度の要介護の方が入居してきます。

要介護3〜5の方しか入居できず、介護老人保健施設のように自宅に復帰することを目的とはしていません。

終身利用が前提の施設であるため、特別養護老人ホームは居宅として扱われることが大きな特徴です。

ポイント!
 特別養護老人ホーム介護老人保健施設
入居条件原則、要介護3~5要介護1~5
施設の位置づけ居宅扱い介護施設扱い
入居期間終身利用原則3か月

薬剤師が活躍できるのは介護老人保健施設

老人ホームには介護老人保健施設と特別養護老人ホームの2種類があることがわかりました。

このうち薬剤師が働くことのできる施設は介護老人保健施設のみです。介護老人保健施設は介護施設として扱われる一方、特別養護老人ホームは居宅扱いとなるんでしたね。

居宅とはつまり自分の家のこと。自分の家に薬剤師を置かなければならないという決まりはありません。そのため薬剤師を配置できるのは介護老人保健施設のみとなっています。

しかしすべての介護老人保健施設で薬剤師の受け入れを行なっているわけではないので注意薬剤師を配置する必要があるのは入居者が300人を超える施設のみです。

介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準によって300人に1人、薬剤師を配置するように決められています。

そのため入居者数の多い大きな介護老人保健施設でなければそもそも薬剤師の募集すらしていません

ポイント!
薬剤師が施設内に常駐することは少なく、ほとんどの場合は施設の近くにある調剤薬局や病院で働くことになります。そのため入居者の介護を行うことはありません。

老人ホーム(老健)で働く薬剤師の仕事内容

老人ホームで働く薬剤師の仕事内容
次に薬剤師も働ける介護老人保健施設での仕事内容を見ていきましょう。介護老人保健施設での主な業務調剤や監査、そしてお薬の受け渡しです。

介護老人保健施設の付近にある調剤薬局や病院が調剤を業務を委託されているパターンがほとんど、

そのためイメージとしては普段の調剤業務にプラスして介護老人保健施設施設の調剤も行なっていくことになります。

調剤

入居者は例外なく高齢者ですので、ほとんどの入居者が何かしらのお薬を飲まれていることが予想されます。

常駐している医師、もしくは訪問医師として施設内を巡回している医師から発行された処方せんを預かり、その処方せんに基づいて調剤していくのが主な仕事です。

そのため何か特別な業務をすることはほぼありません。

まれに服薬指導

お薬を準備したら、出来上がったものを介護老人保健施設の方に渡します。ここで注意したいのは、お薬を直接渡す相手が入居者の方ではないということ。

出来上がったお薬は入居者の方ではなく、施設の看護師に渡します。施設に入居しているということは、自分でお薬を取りに来れる体力がないことが考えられますよね。

そのため代わりにお薬を取りに来た看護師に渡すことがほとんどです。よって介護老人保健施設で働いても入居者の方と話す機会はほとんどありません

ですがまれに入居者の方と直接会って服薬指導をすることもあります。

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一包化を大量にこなすのが特徴

入居者の処方せんの内容は、ほとんどがDo処方です。介護が必要な高齢者の方ばかりであるため、一包化の頻度もかなりのもの

しかもDo処方の場合は患者さんの病態も安定しているため、お薬が数か月分出されることも少なくありません。

とくに高血圧や脂質異常症のような慢性疾患で病状が安定している方は長期での一包化指示が出やすいです。

症状が安定しているDo処方が多いため、他の調剤薬局や病院での一包化と比べると長い時間がかかる傾向があります。

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たとえば処方されているお薬の種類が5種類前後で1日3回出ている場合、調剤と処方監査を合わせると1時間以上かかることも。1人の処方せんにこれだけかかるのでなかなか大変です。

ポイント!
介護老人保健施設働くと言っても、施設内で働くわけではありません。施設付近にある調剤薬局が業務委託として調剤を請け負っているため、通常の調剤薬局と仕事内容はほとんど同じです。ただし通常の処方せんと比べるとDo処方や一包化の処方せんが多くなるでしょう。一包化はかなり体力を使いますので、全自動錠剤分包機があるか確認しておくのをオススメします。

介護老人保健施設で働く薬剤師のやりがい

介護老人保健施設でのやりがい
やりがいはズバリ薬を飲む方にも飲ませる方にも配慮できる力がつくことです。

「施設の方がお薬の管理をしてくれているので、薬剤師があまり気にすることはないのでは?」と思われている方もいるでしょう。

しかし必要のないお薬を減らしたり1日3回のお薬を1日2回のものに減らしたりすることで、入居者の方に薬を飲ませる看護師の手間を省けます。(施設によっては介護士が飲ませているところもあります)

介護老人保健施設の入居者のほとんどは薬を服用しており、しかも1人でしっかり服用できる方はほとんどいない状況です。大勢の入居者を数名の看護師で回るのはかなり大変なもの。

だからできるだけ看護師の方の負担を減らしてあげることで、万が一のうっかりも防げるんですね。看護師の負担を減らすことで間接的に入居者が薬の服用をしやすい状態にします。

そのため介護老人保健施設で働くと、薬を飲む方だけでなく飲ませる方にも配慮する力を養うことができるのです。

Do処方だからと軽く見がちな処方せんも、しっかり目を配って見られるようになります。

老人ホーム(老健)に関わる薬剤師の求人

介護老人保健施設の求人は委託がほとんど
介護老人保健施設の求人は年収450〜500万円の求人がほとんどです。また多くの求人が施設での直接雇用ではなく、施設と提携している病院や調剤薬局の求人となっています。

リハビリ病院と介護老人保健施設とのかけもち

介護老人保健施設の求人
※画像をタップすると拡大できます。

参考:ヤクジョブ 2019年3月時点

病院と介護老人保健施設をかけもって仕事をしていく求人です。こちらは業務委託という形ではなく施設で働くという形を取っていますね。

病棟業務もできて介護老人保健施設でも働けるおもしろい求人です。

介護老人保健施設併設の病院


※画像をタップすると拡大できます

参考:薬剤師 老人保健施設の求人 | Indeed (インディード) 2019年3月時点

こちらはパートの募集になっています。介護老人保健施設が併設されている病院の求人です。病院で時給3000円まで可能なのはなかなか高いですね。

美容皮膚科を職員割引で使えたり、昼食が200円で食べられたりなど福利厚生も注目です。

融通がきく老人ホーム

老人ホームの求人
参考:薬キャリ 2019年9月時点

老人ホームの求人は、自由に働けるようなものも多いです。こちらの求人は休みを希望日で調節でき、1日6時間勤務にすることも可能になっています。

プライベートも大切にしながら働きたい方にとって、老人ホームはよい選択肢となってくれそうです。

薬剤師が働ける老人ホーム求人の探し方

老人ホームの求人は正直に言いまして、求人数がとても少ないです。とくに老人ホームに所属して働く薬剤師の求人はかなり珍しいでしょう。どうすれば老人ホームの求人を効率よく見つけられるのでしょうか。

転職サイトに登録する

まずは転職サイトに登録しましょう。登録すると担当コンサルタントがつきますので、担当に「老人ホームで働きたい」と希望を伝えます。登録時に希望を伝えておけば、コンサルタントが求人を見つけて紹介してくれるので、必ず伝えておきましょう。

自分一人で探すよりも効率よく、理想の求人を見つけられます。

ハローワークで探す

老人ホームの求人はハローワークに掲載されていることもあります。とはいえ数は多くありませんので、転職サイトを併用しながら探していくのがオススメです。

老人ホームの求人は数が少ないので使える媒体は使って探していきましょう

まとめ

薬剤師は介護老人保健施設でも働ける
老人ホームでも薬剤師が活躍できます。業務内容は一般的な調剤薬局とほぼ同じです。

ただし実際の求人を見てわかるように介護老人保健施設のみで勤務する働き方ではなく、病院などで勤務しながらときどき施設の対応もするという形がほとんどとなっています。

また入居者が300人を超える施設以外は薬剤師を置く決まりがないため求人は少なめです。

そのため介護老人保健施設への転職を考えている方は、転職サイトに登録して求人を紹介してもらうと求人を見つけやすいでしょう。

【この記事を閉じる前に!】今登録すべき、オススメ転職サイトは!?

※クレーム報告が多い会社は、掲載から外すようにしています。

とはいえ、担当者さんとの相性がありますので、数社に登録することをおすすめします。

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登録後は、自分の働き方や悩みを理解してくれて、必要な情報を与えてくれるエージェント・担当者を探しましょう^^

 

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