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薬剤師も退職代行を使って大丈夫!引き止めで退職できない方・トラブルが怖い方こそオススメです。業者・法律についても調べました!

仕事を辞めたいのに辞められないとお悩みではありませんか。辞める旨を上司に相談しても話を流されてしまったり、「人がいないから」と断られてしまったりて、なかなか辞められない方もいるでしょう。

中には弱みを握られたり、脅迫まがいのことをされている方もいるかもしれません。

もう諦めるしかない?

いいえ、そんなことはありません。どうしても辞められない方のために「退職代行」というサービスがあります。

もちろん薬剤師も利用可能です。

この記事では仕事を辞めたいのに辞められない方に向けて、退職代行のメリットやデメリットをご紹介していきます

この記事の目次

薬剤師が退職したいのにできない理由

退職したいのにできない理由
なぜか一度入った職場は、なかなか辞められないものです。辞めたいのに辞められないって大変ですよね。一度辞めたいと思ってしまうと、仕事にもなかなか身が入りません。

なぜこの「辞められない」という状況に陥ってしまうのでしょうか。私の実際の経験も交えてご紹介していきます。

退職届を出しても辞めさせてくれない

仕事を辞めたいと思ったとき、退職届を上司に提出しますよね。この退職届を受け取ってくれないもしくは、受け取ってすぐに破かれてしまうといったことも起きてしまうものです。

意を決して退職届を出したのに受け取ってもらえないとなると、どうすることもできません。

辞めると伝える勇気がない

そもそも辞めたいことを上司に伝えられない方も少なくありません。辞めることが何だか悪いことのような気がしてなかなか伝えられないんですよね。

それに辞めると言ったら上司がどのような顔をするのか、怒られはしないかと妙に緊張してしまいます。辞めたいことを伝えられずにそのまま働き続けている方もいるでしょう。

辞めるのに時間がかかった私の体験談

実はこれを書いている私自身も薬剤師であり、退職した経験があります。私がいた職場はドラッグストアで、慢性的な人手不足の店舗。

「辞めます」と伝えて実際に辞められるまでどれくらいの日数がかかったと思いますか?なんと1年です。

1年もかかったんですよ…!

退職届は出さずに口頭で上司に「○月に辞めようと思っているのですが…」と相談したところ、人手がいないだの、あなたなら出世できるだの、もう少し待ってだの言われて結局辞める話を始めてから1年経ってようやく退職できました

「人がいないから」
「君に辞められたら困るから」

は退職を拒む上司の常套文句と言えますね。ここまで退職に時間がかかるとは思いもしませんでした。

またとある病院でこのような話もありました。

結婚を機に退職を決めていた薬剤師がいたのですが、ふとこんなことを言ったのです。

「本当なら1年前に辞めていたはずなんだけど、人手不足だからって辞められなくて…」

辞められない薬剤師は意外と多いのだなと、このとき感じました。

売り手市場の罠
薬剤師は売り手市場だと言われますが、売り手市場=薬剤師不足の職場が多いということです。どこの職場でも「人手不足だから」という理由で辞めさせてもらえない可能性は十分に考えられます。

おすすめ薬剤師転職サイトおすすめの16社を徹底比較【最新ランキング】

薬剤師が退職の引き止めに対処する方法

引き止めに合ったときの対処方法
辞めたいのに辞められないことってありますよね。今までさんざんな扱いをしてきたのに、辞めると伝えた途端に「頼りにしているから」、「辞められたら困る」と言って引き止めてくることもあります。

このように引き止めに合った場合はどう対応するのがベストなのでしょうか。

余裕を持って退職の意思を伝える

まず引き止めに合わないようにするために、退職しようと決めた時点で早めに意思を伝えることが大切です。

法律上では一般的に退職を希望する2週間前には退職する旨を伝えることとなっていますが、就業規則では3か月前としている企業が多く見られます。

「再来週で退職します」と言っても、人員確保の時間やシフト調整がどうしても間に合わないため引き止められる確立が上がってしまうでしょう。できるだけ早く退職したいと伝えるのがまずポイントです。

薬剤師は採用難!?採用単価(コスト)ってどれくらいかかってるの?難易度・コツも

引き止められても迷わない

薬剤師一人を雇うのにもお金と時間がかかることから、どうにか退職を阻止しようとしてくる企業もあります。

「出世の話が出ている」
「君ならもっと上のポジションに行けるよ」

などと甘い話をされても誘惑されることなく、「退職します」と強い意思を伝えましょう。甘い言葉に惑わされて心が揺らいでいる瞬間を上司に見られてしまうと、うまいこと浸け込まれてしまうことがあります。

退職届をその場で渡す

口だけで「辞めます」と言っても、どれくらい本気で辞めたいと思っているのかが上司にはなかなか伝わりません。辞めたいとなんとなく言っているだけなのか、本気で辞めたいと言っているのか見分けがつかないのです。

そのため退職の意思を伝えるときは、必ず退職届を持参しましょう。何月何日に退職したいのか希望もしっかりと書き、上司に渡してください。

薬剤師も困ったときは退職代行を使おう

どうしても退職できないときは退職代行を使おう
薬剤師1人を雇うのも大変です。募集をかけてもなかなか人手が集まらないような職場だと、とくに辞めることに対して必要以上に拒否反応を示してきます。「辞めたいです!」「ダメです」の繰り返しでどうにもならずお悩みの方も多いでしょう。

そのような辞めたいのに辞められない方のために近頃話題になっているのが退職代行というサービスです。退職代行がどのようなサービスを提供しているのか、詳しくご説明していきます。

退職代行とは

「退職代行」というサービス、はじめて聞いたときは驚きましたがその名の通り退職を代行してくれるサービスです。つまり退職希望者の代わりに退職代行が退職の手続きを進めてくれるというもの。

辞めたいのに辞めさせてくれない、辞めると言いづらくて辞められない方にとってはとても嬉しいサービスです。退職代行の業者にはいくつか種類があるのですが、中には退職後の転職までサポートしてくれるところもあります。

退職代行EXIT

退職代行EXIT<公式>

退職代行の使い方

STEP.1
申し込み・相談
EXITなどの退職代行サービスに申し込みをします。
STEP.2
退職代行業者から説明を受ける
どういった流れで退職するのか、一連の流れを説明されます。
STEP.3
打ち合わせ
何日の何時に退職を決行するか打ち合わせを行います。
STEP.4
退職
打ち合わせ通りに退職代行業者が退職の手続きを進めます。

退職を使うメリット・デメリット

自分の代わりに退職手続きを進めてくれる退職代行ですがもちろんメリットだけでなくデメリットもあります。それぞれを確認してみましょう。

メリット

  • 自分で会社と連絡を取らずに辞められる
  • 即日の退職できる
  • 有給の消化もできる

退職の手続きはすべて退職代行に任せられるので、自分が会社に顔を出すことなく退職できます。苦手なお局薬剤師や上司と顔を合わせなくても退職ができるのです。

即日に退職の手続きをしてくれる退職代行も多くあります。また退職の際に有給が残っている場合は、有給消化もできるよう手続きしてくれますよ。

ポイント!
お金はかかるものの、依頼さえすれば明日から職場に行かなくていいと考えると退職代行も悪くないサービスです。しかし中にはあまり評判のよくない業者もありますので注意。

デメリット

  • お金がかかる
  • 円満な退職ができない

退職代行は利用料金がかかります。30,000~50,000円が相場です。まれに追加料金がかかるところもあるので、料金については事前に確認しておかなければなりません。

また退職代行という仲介役が挟まることで、場合によっては円満な退職が難しくなってしまうこともあるでしょう。もしかしたら他の職場の薬剤師に「あの薬剤師、退職代行をして辞めたんだよ」と変な噂を流してしまう可能性もあります。

また退職代行という聞き慣れないサービス名のせいで、退職代行を怪しいと感じてしまうこともあるかもしれません。

退職代行サービスを提供している主な業者

退職代行業者は30社以上
退職代行を提供している業者の数はなんと30社以上。どの業者を選んでいいのか迷ってしまいますよね。とくに人気の業者を3つここではご紹介します。ご自分に合う業者を選んでみてください。

EXIT

EXIT
(公式サイト:EXIT

NHKなどのメディアに取り上げられた経験もあるEXITは、退職代行業者の中でも知名度が高い業者です。正社員なや契約社員なら50,000円、アルバイトやパートなら30,000円で依頼できます。

追加料金もかかりません。電話だけでなくLINEでの相談も受け付けているので、相談しやすいのも特徴です。

退職代行EXIT

退職代行EXIT<公式>

汐留パートナーズ法律事務所

汐留パートナーズ法律事務所
(公式サイト:汐留パートナーズ法律事務所

こちらは弁護士が在籍している退職代行の業者です。

弁護士がいない業者の場合は未払いの残業代を請求したり、依頼内容によっては不可能なものもあったりしますので弁護士が在籍している業者が安心です。LINEでの相談もできます

料金は着手金が55,000円、オプション費用が回収額の20%かかります。

>>汐留パートナーズ法律事務所に「退職代行」の相談をしてみる

退職代行サービスSARABA

退職代行サービスSARABA

(公式サイト:SARABA

「会社をおさらば」するSARABAは、24時間対応をしてくれる退職代行業者です。

退職代行を使ったことが他の社員に知られたくないとお悩みの方は、社内に人が少ない時間を狙って手続きをしてもらうこともできますね。料金は27,000円からとなります。

万が一退職できなかった場合は、全額返金保証もついているようです。

退職代行を使うときの注意点

退職代行は非弁行為に注意
退職代行は職場に行かずに退職ができる便利なサービスですが、使う前に注意しておかなければならないこともあるので注意が必要です。

弁護士法違反(非弁行為)に要注意

退職代行業者は「弁護士が在籍」しているところと、「弁護士が監修」しているところとに大きくわけられます。会社に退職したい旨を薬剤師の代わりに伝える行為は弁護士でなくともできるのですが、「会社への交渉」や「未払いの残業代の請求」は弁護士しかできません

そのため弁護士でない者が弁護士の業務を行う「非弁行為」をしていないかに注意する必要があります。

弁護士が在籍しておらず監修している業者は、弁護士がする業務とそうでない業務を弁護士が監修しているだけであり、弁護士が実際に退職代行の業務をしているわけではありません。

上司と連絡がずっと取れない、しばらく職場に行けていないような場合は弁護士が在籍している退職代行に相談した方が事がうまく行きやすいでしょう。LINEで気軽に相談できる業者も多いです。

ポイント!
弁護士に退職代行を頼むと費用がかさんでしまうのが実際です。自分の代わりに退職の旨を伝えてほしい場合は弁護士監修の業者、残業代を取り返したいとか会社から電話が掛かってこないようにしてほしいなど、会社を動かす必要がある場合は弁護士が在籍している業者を使うとよいでしょう。

使用前に価格を確認

退職代行の業者によっては、提示されている料金とは別に追加料金を請求してくる業者もあります。退職をするのにかかるお金は、あらかじめしっかり確認しておきましょう。

社内のトラブルまでは解決してくれない

退職代行はあくまで退職の手続きを代わりにしてくれるサービスであり、社内のトラブルまで解決してくれるものではありません。職場とのいざこざをすべてフラットにできるサービスではないのでご注意ください。

いつから退職できるのかチェック

退職代行によって、その日に退職できるのか、それともその日にひとまず動き出してくれるのか差があります。すぐ退職できる即日退職をしているところもあれば、その日のうちに退職に向けて動き出すだけの即日対応のところもあるのです。

退職代行を使うべき薬剤師と使わない方がいい薬剤師

退職代行の使用がオススメできない薬剤師もいる
退職代行はとても便利なサービスではありますが、すべての薬剤師にオススメできるというわけではありません。中には自分で退職手続きをすべき薬剤師もいます。

できるだけ早く辞めたい方は、即日退職できるところを選ぶと良いでしょう。退職代行によっていつから退職できるのかが異なります

退職代行を使うべき薬剤師

  • 上司がまったく話を聞いてくれない
  • 退職届を受け取ってくれない
  • もう何ヶ月も退職できずにいる

このような方は退職代行を使った方がすんなり退職できる可能性が高いです。

辞めると伝えても「時期を考えて」、「ふざけてるの?」などまったく取り合ってくれな場合は退職代行がとても頼りになります。退職代行に相談した翌日には、代行業者が職場に電話して退職手続きを進めてくれますよ。

いつもは出勤しているはずの時間に、自宅で退職代行業者からの連絡を待っている時間は非常にドキドキするでしょう。

ですが意外にもあっさりと「退職の連絡をしました」と業者から電話が来るので、「こんなにすんなりと辞められるならもっと早く使っておけばよかった」と感じる方もいるものです。

退職代行で辞めやすい薬剤師
薬剤師が何人も所属している大きな病院や調剤薬局だと、退職代行が使いやすいです。なぜなら薬剤師が多すぎて「そういえばあの人、最近見ないな」としか周りから思われないから。逆に少人数しかいないドラッグストアや小さな調剤薬局だとちょっぴり使いにくいかもしれません。

退職代行を使わない方がいい薬剤師

  • 一度も退職したいことを伝えていない
  • 社内でトラブルが起きている
  • 根回しされたくない

辞めることを伝えづらいのはわかりますが、一度も退職の旨を伝えずに退職代行に手を出してしまうのはもったいないです。退職代行もお金がかかりますので自分でまずは伝えてみることも大事

またなんらかの社内トラブルがある場合に退職代行を使ってプッツリと職場に顔を出さなくなってしまうと、新たなトラブルが発生する可能性もあります。「トラブルから逃げるため」の利用は避けた方がよいでしょう。

薬剤師は意外と小さなネットワークの中で過ごしていることもあり、もしかしたら転職を考えている職場に退職代行を使って突然職場に現れなくなったなど根回しされてしまう可能性もあります。

退職代行を使うとある日突然、職場に出勤しなくなることになるので、少なからず職場にいる他のスタッフに迷惑がかかってしまうことも頭に入れておいた方がよいでしょう。

「突然辞めた非常識なやつ」というレッテルを貼られてしまう可能性は避けられません。

後腐れなく退職したい場合は、やはり退職代行を使わない真っ当な方法がオススメです。

波風立てずに仕事を辞めたい薬剤師は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

薬剤師の転職・退職(辞める)おすすめの時期、タイミングは?今すぐ辞めたい!?でもちょっと待って。職場の人間関係や仕事に波風立てずにうまく引き継ぎする方法まで徹底解説!

実際に退職代行を使った方の体験談

退職代行を使った方の体験談・口コミ
薬剤師ではありませんが、実際に退職代行を利用した方の体験談をいくつかご紹介します。

辞められてスッキリした

会社に行くと毎日理不尽な思いをしました。ありもしないぬれぎぬをきせられたり、皆の前でいかに才能が無いか怒られ、夜もあまり眠れず…。そのまま朝は眠たくて、そんな繰り返しでボロボロの人生でした。終わりを迎えられてとてもスッキリしました。

対応が変わった

会社からしたらいつも怒られてばかり、使えない自分がそんな大それたことはできないと思っていたみたいです。第三者の介入によって慌てたのか、その後から上司の対応がガラッと変わった。とても誠実に対応してくれるようになった。

スムーズに辞められて満足

中々辞めることができそうになかったのですが、退職代行サービスを利用することによってスムーズに辞めることに成功。耐えながら自分の力で退職することも検討していたものの、どうしていいのか良くわからなかった。退職代行の担当者さんからのアドバイス・相談に乗ってもらえたので心も救われました。

退職代行を使って退職に失敗することはほぼなく、ほとんどの方が満足した結果で終えています。どうしても辞められない…と悩まれている薬剤師は利用を検討してみるのもよいですね。

【重要】退職・退職代行の検討をスタートした時点で、同時にやっておくべきこと

退職後も、そのうちまた立ち上がって働く日がやってくることでしょう。その時のために、自分に合った求人情報が入ってくる環境・相談相手を持っておくことはとても重要です。オススメは大手の転職サイトに登録しておくこと。

幸い、薬剤師に代表される医療系の職種は「売り手市場」なので次の職場がすぐ見つかります。

「自分の希望を叶えようと動いてくれる」「とにかく話を聞いてくれる」転職サイトの担当者を見つけておくと、ストレス無く次の職場で安心した毎日をおくれる可能性が高くなりますよ。

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  ※無資格者の方はご登録いただけません

※エージェントは、特に転職を急いでいる方の相談には超親身に乗ってくれますので、多少無理した条件でも伝えてみましょう。

まとめ

困ったときは退職代行の利用も考えてみよう
辞めたいのに辞められない、と悩まれている薬剤師は多いです。実際に私も辞められずに困った経験があります。そのような方をサポートする退職代行サービスは、スパっと仕事を辞めたい方にとってまさに救世主ともいえる存在でしょう。

しかし退職代行にはメリットもデメリットもありますので、使用する際はよく考えて利用しましょう

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