「薬キャリ」登録者が急増中!? →

薬剤師が不足している都道府県・地域エリア・離島は?国や自治体の解消対策や、不足地域の求人に転職するメリットとデメリット

離島

ここでは、薬剤師の不足を「都道府県」・「地域」・「離島」の観点から紹介していきます。

また、慢性的に薬剤師が不足する地域へ転職するメリットやデメリットも合わせて紹介していくので、「年収アップ」「新しい環境」などを加味して転職を検討している方もぜひ参考にしてみてください。

薬局薬剤師

都道府県ごとの薬剤師数を見ることで、薬剤師がたりている地域と不足している地域の格差がよく分かりますよ。地域差を知りたい方、地方への転職を考えている方はぜひご覧ください。

薬剤師の総数は約31万人

薬剤師は全国に約30万人!年々増加の傾向に
厚生労働省の統計データによると、平成30年度の薬剤師総数は「311,289人」です。

平成28年の薬剤師総数は301,323人でしたので、2年で約10,000人もの薬剤師が増えていることになります。

平成30年度・薬剤師の総数

 薬剤師数
※画像をタップすると拡大できます。

引用元:平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

薬局の従事者は「180,415人」、医療施設の従事者は「59,956人」、合計して「240,371人」が薬局か医療施設に従事しており、この割合は今においても大きく変わりません。

また薬剤師が不足している都道府県や地域においても、薬剤師の主な働き先は変わらないため、薬局や医療施設における人手不足が大きな課題です。

離島における薬剤師不足については、そもそも「薬局や医療施設の数」もポイントであり、人口数に対して満足できるほどの数があるのかどうかも関連性が非常に深いです。

薬剤師(薬学部卒業生)の就職先公開!「薬剤師以外の人気就職先」や、資格が前向きに活かせる職業を考えてみた!今後伸びそうな職種は…?新しい働き方も考えてみました

薬剤師が不足している都道府県

薬剤師が不足している都道府県はどこ?沖縄や島根、鳥取が不足傾向に

こちらは平成30年度の薬剤数「311,289人」を都道府県別で表したデータです。これを見ると薬剤師不足に悩む都道府県がわかります。

都道府県総数薬局・医療施設の従事者男性女性
全国311,289240,371 82,655 157,716
北海道11,5829,7424,8844,858
青森県2,3061,9339091,024
岩手県2,4212,0288861,142
宮城県5,4554,3671,7412,626
秋田県2,0561,762764998
山形県2,1091,745829916
福島県3,6733,0171,3991,618
茨城県6,6044,9731,8413,132
栃木県4,1603,3491,3422,007
群馬県3,9633,2461,2981,948
埼玉県15,79312,8684,2988,570
千葉県14,28211,6913,5648,127
東京都50,56231,2738,37422,899
神奈川県22,91318,6235,02313,600
新潟県4,4763,7561,6022,154
富山県2,7941,7486621,086
石川県2,7282,0747531,321
福井県1,4661,178490688
山梨県1,7971,482613869
長野県4,4933,7721,5082,264
岐阜県3,9213,2571,4691,788
静岡県8,3206,5042,7923,712
愛知県15,44612,6835,0097,674
三重県3,5112,9991,2541,745
滋賀県3,2452,5708901,680
京都府6,5184,7021,4263,276
大阪府26,27818,2324,94913,283
兵庫県15,06812,2422,8519,391
奈良県2,8302,2616001,661
和歌山県2,2361,7545731,181
鳥取県1,2001,016391625
島根県1,3771,182581601
岡山県4,1673,4601,2152,245
広島県7,2296,0031,8644,139
山口県3,4332,8341,0981,736
徳島県2,6741,7214831,238
香川県2,4781,9837101,273
愛媛県2,9702,4659191,546
高知県1,7441,449481968
福岡県12,30710,5043,6986,806
佐賀県1,9411,640733907
長崎県2,9252,4611,0461,415
熊本県3,8793,2281,2551,415
大分県2,2361,9567811,175
宮崎県2,1931,9567811,030
鹿児島県3,1812,7961,2401,556
沖縄県2,2592,0197741,245

※グラフの右上にある検索窓から都道府県名で検索できます。また右下の「次」を押して別の都道府県も表示できます。

基本的に薬剤師の男女比率は女性のほうが多いわけですが、都道府県によっては男女比率が変わらないところもあるんですね。

たとえば北海道の薬剤数は「11,582人」、そのうち男性は「4,884人」、女性は「4,858人」となっており、男女比率は「5:5」と珍しい状況であることがわかります。

平成30年度の北海道の総人口は「5,339,539人」、そのうち男性は「2,522,526人」、女性は「2,817,013人」、年度の誤差を加味しても男女別の薬剤師の割合はそのまま総人口に比例しています。

薬局薬剤師

都道府県別の薬剤師数は、少なからず総人口が影響することは間違いなさそうです。ある意味当然ではありますが…。

平成30年度・薬剤師が少ない都道府県TOP5

  1. 鳥取県:1,200人
  2. 島根県:1,377人
  3. 福井県:1,466人
  4. 高知県:1,744人
  5. 山梨県:1,797人

薬剤師が不足している都道府県のTOP5は上記の通りです。

意外なことに、沖縄県は「2,259人」でワースト12位になっています。

薬局薬剤師

平成28年度のデータでも薬剤師が少ない都道府県TOP5の顔ぶれは上記とまったく同じでした。薬剤師不足のところはずっと不足した状態が続いていることが分かります。

男性の割合が多い都道府県はない

平成30年度のデータにおいては、薬剤師の男女比率で男性数が上回っている都道府県は1つもなく、もっとも近いのが島根県の「男性581人」・「女性601人」、北海道の「男性4,884人」・「女性4,858人」です。

薬剤師不足というのは「都道府県別の人口比率」や「各職場別の状況」など、どこにテーマを絞るのかによっても定義や答えが変わるため、一概に薬剤師数だけで人手不足になっているとは限りません。

しかし、薬剤師の総数が少ないということは薬剤師不足になっている職場が多い可能性が高いと推測できるので、この路線で考えると全国的に男性の薬剤師不足がそもそも問題だと表現できなくもありません。

薬剤師が不足している地域

都道府県別 薬剤師数
※画像をタップすると拡大できます。

引用元:平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

こちらのグラフは平成30年度において、薬局と医療施設に従事する薬剤師数を「人口10万あたりの薬剤師数」を都道府県別で表したものです。

人口10万に対する薬剤師数が多いのは「東京都」や「神奈川県」、「大阪府」や「兵庫県」といった主要都市になっています。

全国平均の「190.1人」というラインを見てみてください。ここを下回っている都道府県が意外と多いですよね。実は薬剤師が不足している地域の方が多いのです。

ポイント!
同じ都道府県内でも、中心部と郊外とでは薬剤師の充足率が変わってきます。市町村レベルにまで細かく見てみるとまた違った数字が見えてきますよ。

都道府県(従業地)別、人口10万人あたりの薬剤師数と不足都道府県

都道府県平成22年(2010年)平成24年(2012年)平成26年(2014年)平成28年(2016年)平成30年(2018年)
全国154.3161.3170.0181.3190.1
北海道150.1154.9163.6175.6184.3
青森県120.9126.4133.8143.5153.0
岩手県129.5136.1141.4150.2163.4
宮城県154.5161.5168.5182.9188.6
秋田県147.0154.7162.7171.1179.6
山形県127.4132.3142.2149.8160.1
福島県135.9136.2144.8155.0161.9
茨城県144.7151.9159.7167.4172.9
栃木県134.3141.7151.6158.2172.1
群馬県129.5138.4146.6159.0166.3
埼玉県138.7144.8153.3165.8175.6
千葉県147.3154.7165.0176.2186.9
東京都189.9198.1207.1218.3226.3
神奈川県167.2174.0187.7197.3202.9
新潟県136.6142.9151.1160.8167.2
富山県141.3147.0154.1159.7166.5
石川県153.1161.9169.3178.5181.5
福井県117.1128.4140.5145.1152.2
山梨県136.4149.4158.0169.2181.4
長野県149.3156.2165.2175.0182.8
岐阜県135.5142.5151.8156.0163.1
静岡県143.7150.2158.8169.0177.8
愛知県136.3141.7149.1157.9168.3
三重県132.9135.7145.9158.7167.4
滋賀県142.3149.1158.0170.5182.0
京都府142.5147.0158.3172.6181.5
大阪府168.4173.0178.7197.1206.9
兵庫県178.5188.1198.2214.0223.2
奈良県139.9157.7143.8163.8168.9
和歌山県146.8156.7164.3181.9187.6
鳥取県148.1152.4159.8168.4181.4
島根県137.0143.7156.0162.2173.8
岡山県148.7154.6166.2175.8182.3
広島県177.8184.1193.8203.9213.1
山口県172.2179.5187.0200.7206.9
徳島県196.7199.5210.9220.9233.8
香川県164.5174.6186.1199.4206.1
愛媛県140.5149.9158.5170.0182.3
高知県176.1181.6185.6192.2205.2
福岡県167.0177.1182.8195.7205.7
佐賀県170.4174.5178.4191.9200.2
長崎県152.5160.9170.6178.6183.5
熊本県142.0150.2163.9171.5183.7
大分県143.6151.6158.4164.8171.0
宮崎県133.6142.2148.5152.4168.6
鹿児島県140.4148.6158.5166.4173.2
沖縄県119.7125.3131.0134.7139.4

こちらは平成22年から平成30年までの2年周期において、人口10万人あたりの薬剤師数を都道府県別で表した詳細データです。

各年度における順位に大きな変動はありませんが、平成22年度からの推移を見ると人口10万人あたりの薬剤数が全国的に改善されていることがわかります。

また、人口10万人あたりの薬剤師数がワーストなのは「沖縄県」です。

平成22年度のワースト1位である福井県「117.1人」に次いで沖縄県は「119.7人」、平成24年度から30年度にかけては沖縄県がワースト1位となっています。

詳細地域別のデータ

地域名総数薬局・医療施設の従事者男性女性
東京都区部39,91122,5425,99816,544
札幌市5,4854,3901,8162,574
仙台市3,4162,5198281,691
さいたま市3,7232,6436731,970
千葉市2,7512,0795631,516
横浜市9,9658,0411,9246,117
川崎市3,7063,1167472,369
相模原市1,6351,426465961
新潟市2,0221,6406031,037
静岡市1,8081,410571839
浜松市1,7711,461643818
名古屋市6,5544,8841,7183,166
京都市4,4493,0298662,163
大阪市11,3506,4131,8504,563
堺市1,7431,5094521,057
神戸市5,2043,9077763,131
岡山市2,1421,6445361,108
広島市3,4422,7477921,955
北九州市2,2562,0438341,209
福岡市4,7973,7251,0052,720
熊本市2,1871,7155351,180
旭川市879748414334
函館市700612307305
青森市714533226307
八戸市446384167217
盛岡市930751281470
秋田市867689247442
郡山市836605253352
いわき市745650279371
福島市730568240328
宇都宮市1,264961314647
前橋市896697261436
高崎市882621206415
川越市1,013755249506
越谷市810715235480
川口市960845273572
船橋市1,6121,251305946
柏市1,081910240670
八王子市1,5461,129373756
横須賀市807723270453
富山市1,409821286535
金沢市1,4791,031327704
長野市894747261486
岐阜市1,3761,028426602
豊橋市690613263350
豊田市692621242379
岡崎市651521188333
大津市899745217528
高槻市1,281915190725
東大阪市930790243547
豊中市1,314872143729
枚方市1,030864225639
八尾市476413137276
姫路市1,2491,088302786
西宮市1,4341,144169975
尼崎市1,3431,067256811
明石市776697159538
奈良市859695150545
和歌山市1,255884238646
鳥取市423360134226
松江市446367160207
倉敷市917830258572
福山市1,191949248701
呉市581484195289
下関市615544222322
高松市1,194916310606
松山市1,3501,065353712
高知市1,024813240573
久留米市920807277530
長崎市1,2881,040388652
佐世保市509412179233
大分市1,039866300566
宮崎市1,018820293527
鹿児島市1,5961,330457873
那覇市655539177362

こちらは平成30年度の薬剤師数「311,289」を、「指定都市」と「中核市」と「特別区」で表したデータです。

指定都市は政令で指定する人口50万以上の都市、中核市は政令で指定する人口30万以上の都市のこと。特別区とは、シンプルに表現すると東京23区のことです。

特別地方公共団体の一種で都の管轄において議会をもつ地方公共団体といったように、細かくいうと定義が複雑です。

要するに都道府県別の薬剤師数を「全国の人口が多い地域」と「東京23区」から表しており、各都道府県において人口の多い地域における薬剤師数がわかります

平成30年度・薬剤師不足の地域TOP5

  1. 鳥取市:423人
  2. 八戸市:446人
  3. 松江市:446人
  4. 八尾市:476人
  5. 佐世保市:509人
平成30年度のデータを元にすると、人口30万以上の地域における薬剤師不足TOP5は上記のようになりました。

全国の各地域を細分化して見ると、きっと薬剤師が一人もいない地域は少なからずあります。

また薬剤師不足は「医療システムが機能しているか?」を定義として見る必要もあります。

誰もが閲覧できる詳細データがないことからも、本当に人手不足になっている地域がわからないというのが一般目線における課題かもしれません。

薬剤師が飽和するという話はどこへ?

「薬剤師はそのうち飽和するから、仕事がなくなる」とはよく言われる言葉ですよね。しかし上でも紹介したように、都道府県別に薬剤師数を見てみると平均以下の地域の方が多いことがわかります。

ただ実際に都内だと薬剤師が充足してきているところもあるようです。この流れが今後どのように進むかはまだわかりませんが、現時点では薬剤師不足に困っている地域の方が圧倒的に多いです。

おすすめ薬剤師転職サイトおすすめの16社を徹底比較【最新ランキング】

薬剤師が不足している離島

薬剤師は離島で不足している!不足している離島を探すには?

沖縄県では医師不足、医療施設の不足に悩まされております。10万人当たりの医師数は216.7人と全国で24番目です。(厚生労働省平成18年「医師・歯科医師・薬剤師調査」より)
とくに北部地域や離島地域の医師不足が深刻な問題です。

沖縄県では本土で医療に従事する医師の皆様に、沖縄県の医師不足と医療の現状をご理解いただき、沖縄県で定住し、医師としてご活躍いただけますよう心より願っております。

引用元:沖縄県庁

薬剤師不足といえば離島が真っ先にイメージされる方が多いでしょう。実は沖縄県庁から上記のようなメッセージが公式サイトで公表されているのです。

日本は島国であり、沖縄県以外も離島をもつ都道府県があります。

離島における薬剤師不足というのは、こちらも一般目線では詳細データを確認できないため、薬剤師不足の現状を把握することが難しいというのが大きな課題です。

沖縄県庁のように誰もが薬剤師不足の状況を把握できる情報が増えれば、「離島で働こう!」と思う薬剤師の増加につながるかもしれませんね。

これはもう国や自治体レベルで離島の薬剤師不足のデータをまとめて発信してもらうしかなく、全国規模から本当に薬剤師不足が深刻化した場合に着手されそうなイメージが持たれます。

離島が抱える問題

引用元:首相官邸(離島部が抱える課題より)

国の政策としては、上記のように離島が抱える問題が提起されています。

画像の右下に「本土部287.5人」・「離島部155.0人」というデータがあるのがわかるでしょうか。。

高齢化社会を背景にさらに医療従事者の不足が深刻化するのはわかるものの、具体的に「どこの地域でどんな状況なのか?」をイメージできません

薬剤師として離島で従事することを決意しても、選択肢はいくつほどあってどの離島へ行くのがベストなのかを把握することが非常に難しい現状があります。

遠隔診察による特定健康診査の導入

引用元:首相官邸(離島部が抱える課題より)

離島の人手不足に対して遠隔診察による解決策がなされています。

この状況から察すると、やはり各離島に医療施設を充実させて医療従事者を増やしていくというのは非現実的な方法なのかもしれません。

国や自治体の対策

離島での医師や看護師、薬剤師不足に国や自治体はどう対応するか
国の対策は「特定健康診査の導入」など、「医師」・「看護師」・「薬剤師」というように医療全体の問題点として対策が進められています。

これは将来に向けて新たな医療システムを追求していくといったテーマとも関連性が深いです。

また、実際は各自治体レベルでも何かしらの対策を積極的に進める必要もあります。しかし最終的には「個々の薬剤師の判断」による部分も大きいです。

そのためなかなか国や自治体の対策によって、現状が大きく変わるというわけでもないことが難しいポイントでもあります。

薬剤師不足の地域へ行こうと思う薬剤師はいるのか?

薬剤師が不足している離島などで働きたいと思う薬剤師は少なからずいると思いますが、全体の総数の1割にも満たないかもしれません。

これには本当にさまざまな理由が挙げられますが、「薬剤師不足がどれほど深刻なのかわからない」「生活や費用を考えると安易に動けない」などが代表的な理由でしょうか。

薬剤師不足の地域へ転職するメリット

薬剤師不足の離島や地方へ転職するメリットとは?

  • 物価が安く生活費を抑えやすい
  • 希少価値から高待遇に期待できる
  • 自分の存在意義が明確になる
  • 都会にはないライフスタイル
  • 新しい環境へのワクワク感

いくつかのメリットについて、さらに詳しく見てみましょう。

物価が安く生活費を抑えやすい

とくに家賃は都内と地方で差が出やすいところです。東京都だと1LDKでも10万円以上するような物件が当たり前ですが、地方だと3LDKの駐車場付きでも5~6万円で済む物件がいくつもあります。

もちろん東京でも安い物件はありますし、地方で高いものもありますが、やはり地方は家賃が総じて安い傾向です。

スーパーに行くと、東京と地方を比べてみるととくに生鮮食品で値段に開きがあるように感じます。田舎になるほど物価が安いことからも、年収アップと合わせて貯金をしやすいこともメリットです。

希少価値から高待遇に期待できる

薬剤師不足の地域へ転職するメリットは色々とありますが、求人情報からすると好待遇にありつけるというのが大きなメリットです。

たとえば宮古島の調剤薬局求人では、経験を問わずに年収500万円となっており、年収だけを見ても明らかに相場を超える待遇になっています。

他にも、五島市の病院求人では、契約社員として年収600万円~660万円となっており、こちらも破格な待遇です。

探せば年収700~800万円の求人も見つかりますよ。さらに引っ越し費用支給や社宅制度、家電費用などを負担してくれるケースもあるので、とにかく生活費の負担が少ないことが特徴です。

与論島の薬剤師が書くブログ
とくに離島へ興味がある方は、薬剤師免許を持ちながら、与論島の観光案内をしているはなアンニャーさんのブログがおすすめです。与論島から見える景色を肌身に感じられます。薬剤師免許使わない、はなアンニャーさんの働き方も注目したいですね。

都会にはないライフスタイル

都内は交通網が整っているので電車での移動がメインになるかと思いますが、地方は車社会です。ぎゅうぎゅう詰めの満員電車になることなく、毎日職場へ迎えます。(ただし時間帯によっては道路も込みます)

離島になるとフェリーで島をわたったり、いつでも海に入れたり、冬でも暖かく過ごせたりとまるでリゾート地に来たかのような生活を送ることもできるでしょう。これまでと違った環境で過ごすのはワクワクしませんか?

3か月ほどの短期で働ける求人もあるので、経験のために一度チャレンジしてみるのも面白いと思いますよ。

求人比較は徹底しておくこと

多くの方は年収アップに期待して転職を検討すると思いますが、離島など薬剤師不足の地域へ転職するならしっかりと求人比較をしておきましょう。

求人情報に記載されている待遇が無条件で確定なのかどうか、ここは念を押して確認しておきたいところです。

ポイント!
人手不足の地域ほど薬剤師の年収は高くなる傾向にあります。なかには初任給で年収700万円、別に家賃補助つきというような都会では考えられない高待遇の求人も。とにかく稼ぎたい方は離島や地方などで求人を探すのがオススメですよ。

薬剤師不足の地域へ転職するデメリット

薬剤師不足の離島や地方へ転職するとどのようなデメリットがある?

  • 仕事が忙しい
  • 田舎生活を余儀なくされる
  • 自分の代わりがいない
  • 想像以上に環境が悪かった
  • ライフスタイルが一変する
一方でデメリットについては、上記のような内容があります。

仕事に関しては人が足りていない環境なので、自分の代わりとなる薬剤師がおらず、基本的に毎日の仕事が忙しい職場が多いでしょう。

また人手不足の地域は田舎なので、田舎生活が不向きな方にとっては苦痛になります。

その延長には「友達に会えない」や「コンビニが遠い」などさまざまなデメリットも挙げられるため、しっかりと「ビジネスライフ」と「プライベートライフ」の双方からシミュレーションしておくことが大切です。

一定期間という考え方も有り

物価の安さや年収アップを重視すると、2年や3年と一定期間だけ人手不足の地域で働くというのも大いに有りだと考えられます。

人手不足の地域へ転職するメリットやデメリットは、何を軸に考えるのかによって答えはさまざまです。

また今後の薬剤師生活を考慮すると、離島などの特殊な環境下で働いた経験というのは本当に貴重です。それをどう活かしていくのかといった点まで考えてみると、総じてメリットを感じやすいかもしれません。

ポイント!
短期間だけぱっと離島や地方で働いてお金が貯まったら海外旅行に…なんて働き方をする薬剤師も多いです。枠にとらわれない働き方ができるのは薬剤師の大きなメリットですね。

ピッタリの転職先を探すなら業界最大手の薬キャリ

転職先を探すためには転職サイトを使うのがもっともよい方法です。中でも薬キャリはとくにオススメ。提携企業33社の中から一括で求人を検索できます。

転職を希望する薬剤師の8割が登録している安心の転職サイトです。

薬キャリで地方の求人を検索してみたところ、以下の求人が見つかりました。

奄美大島の薬剤師求人
参考:薬キャリ 2019年11月時点

鹿児島県と沖縄県の中間くらいの位置にある、奄美大島の求人です。

奄美大島の地図
※グーグルマップより引用

地方というよりは離島ですね。なんと年収700~800万円で、社宅制度ありの求人が出ていました。詳細を見てみると遠方の方は引っ越し手当も貰えるそうです。

島といえども空港もありますので、離島で一度は働いてみたいという方はどうでしょうか。

人気の薬キャリ薬キャリの口コミ・評判やメリット!薬剤師転職サイトの中でも秀逸で薬剤師の半数が登録

薬キャリに登録してみよう!

薬キャリ
薬キャリの評価
求人数
(4.5)
信頼度
(4.5)
対応力
(5.0)
満足度
(5.0)
メインでの使いやすさ
(5.0)
総合評価
(5.0)

薬キャリ<公式サイト>

理想の土地に転職するならマイナビ薬剤師も使ってみよう

人手不足の離島で数年間だけ働いてお金を貯めたい、離島でしかできない経験を今のうちに積みたい。そんな方はマイナビ薬剤師に登録しておきましょう。

沖縄から北海道まで求人を網羅しているので、離島の求人も探し出すことができます。直接コンサルタントの方と合って面談も可能なため、自分の希望に合う求人を見つけやすいですよ。

鳥取県 薬剤師 求人
参考:マイナビ薬剤師 2020年7月時点

マイナビ薬剤師で求人を探してみると、鳥取県で上のような求人が見つかりました。

調剤薬局で最高年収800万円はなかなかよい方ではないでしょうか。ほとんど残業なしの調剤薬局とのことなので、残業代で稼ぎたい方には向きませんが定時で帰りたい薬剤師にはピッタリですね。

詳しくマイナビ薬剤師の口コミ・評判や強みなど特徴を徹底解説

マイナビ薬剤師に登録してみよう!

マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師の評価
求人数
(4.5)
信頼度
(5.0)
対応力
(5.0)
満足度
(5.0)
メインでの使いやすさ
(5.0)
総合評価
(5.0)

マイナビ薬剤師<公式サイト>