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薬剤師が抱えがちな悩みやストレス11選!解消方法もご紹介!

「残業が多すぎる」
「まわりにうまく馴染めない」
「やらなくてはならない仕事が多すぎる」

苦労して薬剤師になったものの、日々の業務に悩んだりストレスを感じている方はいませんか?

ストレスがたまった状態で仕事を続けると、重大なミスにつながってしまう可能性もありますね。

この記事では、薬剤師の悩みやストレスの原因や、解消方法をご紹介します。

薬局薬剤師

悩みはストレスを抱えているのはあなただけではありません…!ほかの薬剤師の悩みと解決方法を知ってストレスフリーな毎日を送りましょう…!

薬剤師の悩み・ストレスの原因とは?


悩みやストレスを引き起こす原因は職種によってさまざまですが、薬剤師として働くうえではどうなのでしょうか。薬剤師が悩むことの多い、代表的な例をご紹介します。

人間関係の悩み

薬剤師として働く上で、人間関係の悩みは非常に多いものです。これには、次のような理由が考えられます。

  • 職場の環境が閉鎖的
  • 女性比率が高い(女性特有のいじめなど)
  • 外勤や出張などの外の仕事がない
  • 忙しい時期はピリピリしたムードになりやすい

調剤薬局や病院などの職場は閉鎖的で、逃げ場がありません。調剤室や休憩室で、常に誰かと顔を突き合わせることになるので、合わない方がいると悩みやストレスにつながりがちです。

店舗を多くもつチェーン調剤や大手ドラッグストアであれば異動もあるので、少しの間我慢すれば環境も変わります。しかし個人調剤や病院薬剤師であれば、異動はほとんどないので人間関係でつまずいてしまうと、転職を余儀なくされるケースもあるのです。

人間関係で悩むAさん(30代女性 調剤薬局勤務)
薬局の中に、いわゆる「お局さん」といえるような薬剤師さんがいました。管理薬剤師ではないのですが、開局当初からいる方で、何をするにしてもお伺いを立てないと不機嫌になってしまいます。面倒な仕事を他人に押し付けたり、気に入らない人の陰口を言ったりするのが彼女の特徴。薬局のムードが悪くなってしまっています。パートなので異動も期待できず、頭を悩ませています。

女性薬剤師の悪口に付き合わされる

女性が多い職場にいる男性薬剤師は、女性の愚痴を聞く相手に選ばれやすいです。女性同士でなかなか言えないことでも、男性相手なら言いやすいこともあるので、愚痴の聞き相手になりやすいんですね。

私が知っている男性薬剤師は「毎日のように職場の女性薬剤師から愚痴LINEが来る…」と疲れ果てた様子でした。

女性が多い職場だからこそ、男性が変に疲れてしまうこともあります。

薬剤師の男女比から職場別で発生するストレス・気まずいエピソード

業務内容に対する不満

仕事の内容に不満がある場合にも、悩みやストレスを引き起こしてしまいがちです。具体的には、次のようなものがありますね。

  • 仕事が単調でやりがいがない
  • 薬剤師資格を必要としない雑務が多い
  • 目標やノルマに常に追われている
  • 業務量が多すぎて手が回らない

単調な仕事ばかりが続いたり、資格を必要としない作業ばかりを押し付けられている場合には、やりがいを感じることは難しいものです。せっかく長い期間勉強したのに誰でもできる仕事しかできないのでは、ストレスにつながってしまうでしょう。

また、ドラッグストアなどで働いていると、会社の方針で自分の意見とは異なる商品をPRしなくてはならないこともあります。業務量が多すぎてストレスになることもありますね。

仕事の内容で悩むBさん(20代男性 ドラッグストア勤務)
新卒からドラッグストアで勤務していますが、会社の方針でPRする品目がコロコロ変わります。毎月オススメ商品が変わるので、患者さんから「この間と言っていることが違う」と怒られることもあります。せっかく6年間勉強して薬剤師になったのに、これでよいのかと悩んでいます。

給与・待遇への不満

職場の人間関係や仕事の内容に満足していても、働く上で給与や待遇に不満があれば、悩みやストレスにつながってしまいます

  • 年収が明らかに低い
  • 残業代がつかない(30分単位の切り捨てなど)
  • 人手不足が続いており、休みがとれない
  • 転勤が多くプライベートに影響がある

年収や給与制度は、生活をしていく上で非常に重要です。同業種の平均や身近な友人と比べたときに、年収が明らかに低い場合であれば、モチベーションの低下につながります。ストレスや悩みとなることもあるでしょう。

休暇がとれなかったり異動が多かったりと、待遇に問題がある場合にも、知らず知らずのうちにストレスはたまってしまいます

雇用条件で悩むCさん(50代男性 大手チェーン調剤勤務)
30代のうちに中途で入社してから、今の会社で20年以上働いてきました。50歳になると役職から外されてしまい、基本給が段階的にダウンする仕組みになっています。職場の環境に不満はありませんが、同じ仕事をしているのに給与が下がるのは納得できません。働く上でも強いストレスになっています。

勉強会やボランティアを強制される

勉強会は薬剤師にとって、薬や治療のことを深く学べるよい機会です。しかし会社から強制で受けさせられる勉強会はストレスの原因になります。

勉強会に参加している時間は給料が発生しないことが多いですし、プライベートの時間も削られてしまいますよね。自分から進んで参加する勉強会とは違い、強制参加の勉強会は薬剤師の負担になってしまうことが多いです。

会社によっては勉強会だけでなく、休日のボランティアまで強制してくることもあります。

薬局薬剤師

ボランティアを強制するという時点でどうかと思いますが、これもまた休日が削られるので体力面でも精神面でもストレスになってしまうのです。

帰りたいのに帰りづらい雰囲気がある

仕事が終わったらすぐに帰りたいのに、先輩薬剤師が残って作業したり勉強したりしているから帰りにくい…というお悩みをお持ちの薬剤師も多いでしょう。

みんながスパッと帰り支度をしない環境だと、たしかに自分一人だけ先に帰るのは気まずいですよね。悪いことは決してしていないのに、なんだか無言の圧力を感じる気がします。

通勤時間が長すぎる

通勤時間は給料が発生しないのに自分の時間ではないという、なんとも言えない時間です。人によっては片道1時間半から2時間かかってしまうこともあります。往復で3~4時間。これが毎日となるとなかなかツライものです。

あまりに通勤時間が長いと自分の時間が少なくなる上に通勤だけで疲れてしまいます。

自分の成長が止まってしまう

しばらく同じ職場で働いていると、どうしても業務内容がマンネリしてしまいます。仕事に慣れてくるにつれ、どんどん刺激がなくなってしまうのです。

処方せんの内容も同じようなものが毎日続くと、次第に仕事が単純作業になってしまうこともありますよね。

薬局薬剤師

「このままここで働いていて、自分は成長できているのか?」と思いつめてしまうこともあるかもしれません。

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薬剤師の仕事にやりがいがない

人によっては職場どうこうではなく、薬剤師の仕事そのものにやりがいを感じられない方もいるでしょう。

薬剤師の資格は取ったものの、実際に働いてみると仕事を楽しめなかったり、薬剤師が自分に合わないと思ったりすることもあります。

「せっかく資格を取ったからこのまま薬剤師として働くべきなのか?」と悩んでいる薬剤師もいるものです。

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接客をしたくない

薬剤師は患者さんやお客さんを相手に接客をしていく仕事です。ほとんどの薬剤師が誰かに対して毎日のように接客をしていることでしょう。

接客をしていると、どうしても傷つくことを言われてしまうこともあります。私も何度かそういった経験をしました。残念なことにスタッフや店員を見下すような対応をしてくる方がいるので、接客が嫌だと感じてしまうこともあるでしょう。

薬剤師として「人と関わらない仕事・職場」は存在するのか?求人はどう探す?

店舗の数字に追われる

「粗利率の目標は25%なのに、なんでまだ23%なの?」
「この商品、何でまだ今日は3つしか売れてないの?」

など、とくにドラッグストアで働いていると日々いろいろな数字に追われます。粗利率のいい商品を積極的に売っても、思うように売れるとは限りません。しかし数字が悪いと上司から何かと言われてしまうものです。

かかりつけ薬剤師の取得率を指摘されることもあるかもしれません。

数字目標をクリアするために自分がやりたくない業務をすることに罪悪感を覚える方もいるでしょう。

ドラッグストアの裏話。ノルマ・強化販売事情・出世に関係あるの?闇のような噂まで元従業員の薬剤師が暴露します!

薬剤師のストレス対策・解消方法は?


どんな職場や職種であっても、少なからずストレスはつきものです。重要なのは、ストレスを上手にコントロールすること。具体的な方法をいくつかご紹介します。

誰かに相談する

ストレスや悩みがあるとき、あなたはどうしていますか?まず第一に実践すべきこととして、誰かに相談することがオススメです。自分だけで抱え込むことは避けましょう。相談相手としては、次のようなパターンがありますね。

職場の上司

ストレスや悩みを解消するためには、職場の上司に相談することが、一番の近道といえます。上司の理解が得られれば、異動や配置換えなどで悩みの原因を解消できる可能性もあります。

先輩薬剤師

仕事がうまくいかないというストレスや悩みであれば、先輩にアドバイスをもらうことがオススメです。同じように悩んだ経験があれば、どのようにして乗り切ったのか、適切なアドバイスを受けられます。

他店舗の同期や大学時代の同級生

職場以外の同期や、大学時代の同級生に相談することもオススメです。職場の状況を詳しく知らないからこそ、気兼ねなく悩みを打ち明けられるでしょう。薬剤師であるため、業界の仕組みに明るいので、話を理解してもらいやすいですね。

幼なじみや他業種の友人

薬剤師の業界以外の友人に相談することも、決して悪いことではありません。業界のことをわかっていないからこそ、新しい視点で物事を見つめなおすきっかけになります。他の業種の話を聞くことで、リフレッシュにもつながりますね。

スポーツや旅行などの趣味を楽しむ

ストレスにに直接向き合うことも必要ですが、プライベートや趣味を楽しむことで、ストレスを発散することも大切です。ここでは、社会人でもできるオススメの趣味をご紹介します。

スポーツ

体を動かすことに抗ストレス作用があることは、広く知られているとおりです。テニスやフットサルのようなみんなで楽しむ種目だけでなく、ランニングやジムでの運動など、一人でも楽しめるものを見つけることがおすすめです。

TVゲーム、スマホゲーム

スポーツは苦手という方は、TVゲームやスマホゲームを趣味にしてもOKです。ゲームは今やe-スポーツとして世界的にも流行しているので、競技人口も増えており、新しいコミュニティにつながる可能性もありますね。

国内旅行、海外旅行

旅行を趣味にすることも、ストレスの対策としては非常におすすめです。旅行で知らない土地に行くことで、仕事を忘れてリフレッシュすることができるでしょう。海外旅行は頻繁に行くことは難しいですが、予定を楽しみにすることで、日々の業務を乗り切れますね。

ランチや飲み、カフェ会など

親しい友人とランチや飲みに行くことも、ストレスの発散につながります。カフェでおしゃべりをしているだけで、気付かないうちにストレスが解消されるということもありますね。職場のグチや悩みの相談をすることもできるので、おすすめです。

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ストレスを起こさない環境をつくる

ストレスがたまったら、その時に解消することももちろん大切ですが、これはあくまで一時しのぎにすぎません。毎日を健康的に過ごすためには、ストレスを起こさない環境をつくることが重要です。

コミュニケーション能力を高める

人間関係で悩みを抱えているのであれば、コミュニケーション能力を高めることがおすすめです。コミュニケーション能力を身につけることは一朝一夕では難しいものですが、培った能力は一生モノとなるので、積極的に挑戦しましょう。

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仕事や役割の分担を見なおす

「仕事のやりがいがない」「単調な仕事に飽きてしまっている」「業務量が多すぎる」という場合には、仕事の役割や分担を見なおすことがオススメです。上司に相談して、ワークフローの改善を目指しましょう。

店舗異動や部署異動を検討する

今の環境に改善の余地がなさそうであれば、職場を変えてみることもオススメです。大手チェーンであれば、他の店舗や部署に異動することもできるので、上司や人事担当者に相談してみましょう。

薬剤師以外の仕事を始めてみる

仕事のやりがいが見つからないとき、ちょっと一休みしたいとき、そんなときは薬剤師以外の仕事にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

中には薬剤師を副業にしている方もいます。薬剤師の資格を持っているからといって、必ず薬剤師として働く必要はありません。自分の人生を楽しめる働き方を探してみましょう。

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どうしてもという場合には、転職を検討する

悩みやストレスの原因がどうしても改善されないという場合には、転職を検討しましょう。ムリをして心身の健康を害してしまっては、元も子もありません。転職に失敗することのないように、転職エージェントの意見を聞くことがオススメです。

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ポイント!
2015年12月から、労働者が50人以上いる中小以上の企業に対して、ストレスチェックを実施することが義務づけられました。労働環境の改善において、一定の効果が期待されています。フィードバックされた結果をしっかりと確認して、自分自身の状態を見つめなおしましょう。

まとめ


薬剤師の悩みやストレスの原因、解消方法についてご紹介しました。

薬剤師は人の命にかかわる職業であり、緊張感や責任感がつきものです。適度なストレスがあることは仕事へのやる気を高め、生産性を高めることにもつながります。

しかし過度なストレスにさらされ続けると、心身の不調をもたらしてしまいます。ミスを引き起こしてしまい、患者さんが不利益を被る可能性もありますね

薬局薬剤師

ここでご紹介した内容を参考にして、ストレスをうまくコントロールする術を身につけていきましょう!